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奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~ 改訂版
第3章 「お披露目」の練習
亜里沙ちゃんの喘ぎが響く中、両親も長男も平然と朝食を口に運ぶ。
全く気にならない様子なのは、それがこの家族にとって日常茶飯事ということなのだろう。
「イヤぁっ、んんっ」
亜里沙ちゃんを見て声を上げたが、右の乳首をしゃぶられて喘ぎ声になってしまう。
「人のを見るのも、初めて?」
ご主人様が、乳首を弄りながら訊く。私は、頷く事しか出来ない。
「あっ、はぁんっ」
甘い声。
見たくなくても、拘束で動けない為視界に入ってしまう。次男と亜里沙ちゃんのセックスが。
横を向いたり俯いたりすれば、またご主人様に叱られる。
私もいつか、あんなことをしなればいけないのだろうか……。
「ヤだぁっ、はぁっ」
「大丈夫だよ。実桜はまだ、お披露目を終えてないから」
昨夜も言っていた、お披露目。その意味はまだ解からない。
「あっ、亜里沙ぁっ、イっ、ちゃうっ、ああっ、イくぅっ! はぁっ……」
荒い息をしながら、亜里沙ちゃんが次男に倒れ込んでいる。小さな体はビクビクと震え、力が抜けていた。
「亜里沙、出すよっ」
フォークを置いた次男が亜里沙ちゃんの腰を持って体を上下させ、自分も亜里沙ちゃんの中に出したようだ。少し息が荒くなっている。
「可愛かったよ。亜里沙」
「ありがとう、ございます……」
少しフラつきながら亜里沙ちゃんが次男から降りる。テーブルの陰になって見えないが、次男は拭いた男性器をズボンの中に戻しているようだ。
亜里沙ちゃんは次男にお辞儀をしてから、速足で厨房へ戻る。
中で出したら妊娠する可能性があると思うと、全身が震えた。亜里沙ちゃんは15歳と聞いた。小柄だからといって、妊娠しない年齢ではないだろう。
気が済んだのか、私のご主人様は愛撫をやめて朝食を食べている。
「美桜。自分の朝食が済んだら、僕の部屋に来て」
「は、い……」
まだ乳房を出したまま、私はそう答えるしかなかった。
◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆
10時になり、個室に朝食を運んできたのは1号室の梨香さん。
「ありがとうございます」
「ちゃんと食べないと、ダメだよ。妊娠しちゃうから」
「えっ?」
私は呆然と梨香さんを見つめた。
「聞いてなかったの? 薬が入ってること」
「薬……?」
「そう。食事に、生理を止める薬が混ざってるの。味はしないから大丈夫」