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奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~ 改訂版
第10章 お披露目と不穏な動き
「美桜は? 戻らないの?」
「もう、大丈夫です……」
これくらいで、個室に戻れない。梨香さんと奈々ちゃんは、本当のセックスをしていたから構わないが。
「そう……。じゃあ美桜は、ランドリー室の清掃をお願い。朝食の10分前には、戻っていいからね」
愛さんは、亜里沙ちゃんにも指示をしている。
「ランドリー室、行ってきます」
わざと元気に言ってから、厨房を出た。
お披露目が終わってしまうと、残っているのはセックスだけだろう。そう考えながら、ランドリー室を掃除していた。
お披露目は恥ずかしかったが、みんなにアソコを触られたわけではない。見せただけ。それに何の意味があるのか分からないが、今までの話を思い出すと、新人の恒例行事らしい。
お披露目が終わり、私は何だかスッキリしていた。
朝食の10分前にランドリー室を出て、広い廊下への角を曲がろうとした足を止める。
廊下では、私のご主人様と愛さんが何か話していた。遠くて声は聞こえないが、愛さんはご主人様に何か頼まれて頷いている様子。何度も頷いている。
愛さんがお辞儀をして個室の方へ行くのを見てから、私は何喰わぬ顔で廊下へ出た。
立ち止まってお辞儀をして歩き出そうとした時、ご主人様に呼び止められる。
「美桜、さっきのお披露目。偉かったよ」
「ありがとうございます」
またお辞儀をした。
「兄さん、あ、長男だけど。処女は買わないんだ。ヤるまでの手順が面倒くさいって。だから久し振りに処女のアソコを見たんじゃないかな」
まるで物扱い。だが仕方ない。私達は結局お金が目的で、色々な事を我慢している。
「明日の昼食後、僕の部屋に来て」
ご主人様が軽い口調で言う。
「承知致しました……」
また、セックス紛いの行為だろうか。
私の返事を聞くと、手を振ってからご主人様は階段の方へ行く。
どうせいつかは、本物のセックスをする日がくる。そう考えながら、私は愛さんの個室へ行った。
「美桜、どうかしたの? 入る?」
心配そうに言われ、首を振る。
「いえ。手が空いてる時は、私もメイドの食事運びをしたいんですけど」
「新人は、一ヶ月くらいやらなくていいんだけど……」