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奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~ 改訂版
第15章  セックス見学と……


 あんなに喘ぐほど気持ち悦いなんてと、興味を持ってしまう。
 慣れれば、そんなに悦いものなのだろうか。
 指に密を付けて、クリトリスを刺激した。
 乱交の時に剥けたせいで、以前より刺激が強い。
「あっ、あんっ」
 ここでは外に声が聞こえるかもしれないと思って、片手で抱えた枕に顔に押し付けて我慢する。だがそれも、すぐに我慢出来なくなってしまう。
 個室に鍵は付いていない。それでも、もう止められなかった。
 クリトリスを弄りながら、右の乳首もグリグリとする。
 気持ち悦い。
「はぁんっ、あぁっ」
 想像しているのは、乱交の時。クリトリスをしゃぶっているのはご主人様で、乳首をしゃぶっているのは愛さん。
 もう片方も誰かにしゃぶって欲しい。刺激が足りない分、両方を強く弄る。
 さっきより密が多くなっているのが解った。クチュクチュと音がして、その音でいやらしい事をしているのを実感する。
「あっ、あぁっ、んんっ」
 体が熱が熱い。
 激しく弄ると、その熱がクリトリスに集まってきた。
 いつもと同じ。
「あぁっ、はんっ、んんっ、あぁんっ! はぁっ……」
 クリトリスに集まった熱が、小さな爆発を起こした。
「んんっ……。あぁっ……」
 だがご主人様にされるのとは、何故か気持ち悦さが違う。もっと気持ち悦くなりたくても、自分ではこれが限界。
 大きな溜息をついてから、我に返ってシャワーを浴びる。
 ご主人様がいない時に、オナニーしてしまうなんて。
 恥ずかしい。恥ずかしすぎる。
 ご主人様とセックス紛いの事をして、たった数日なのに。
 髪を乾かしてから自分のしてしまったことを忘れたくて、私は小説のラストに没頭した。


 ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆


 読み終えた本を返しに娯楽室に行こうと広い廊下に出ると、喘ぎ声が聞こえてくる。
「んんっ、はぁっ」
 梨香さんが階段の手すりに掴まり、長男がバックから挿入していた。
「あんっ、あぁっ」
 梨香さんの甘い声。
 人のセックスを見るのも、喘ぎ声にも、もう慣れてしまった。
 私が見ただけでも、何人がこの廊下で喘いだだろう。
 ご主人様の部屋ではなく、廊下でする方が気持ち悦いのだろうか。
「あん、はぁんっ」
 喘ぎながら、梨香さんも腰を振っている。

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