この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
悠一郎の独り言
第47章 2018年12月25日(火)20:49
沙羅とつきあいだして一年になりました。
この一年、本当に夢の様な時間を過ごすことができたと思います。
旅行に行ったり一緒にマラソンを走ったりと、思い返せば本当に幸せな時間でした。
今年もあと一週間で終わりを迎えますが、今年最後に皆さんにお伝えしたいことがあります。
少し長くなりますがお付き合い願いたいと思います。



そう思うようになったのは福岡マラソンの練習をし始めた頃でした。
沙羅のひたむきに頑張る姿を見て、私が一生支えて行きたいと思った事が始まりでした。
沙羅の昼休みを使っての練習はハードだったと思います。
それでも一緒にゴールしたいという思いが伝わり、私も妥協せずに一秒でも早いゴールをプレゼントしたいと思い共に頑張ってきました。
少し休もうかと言うと

「私は全然平気!少しでも悠一郎さんの足手まといにならないように頑張る」

と言って頑張る姿が愛おしてく、その場で抱きしめたくなる程でした。
今までも沙羅の事は好きでしたが、頑張る姿を見てもっと好きになったのは言うまでもありません。
そして一緒に手を繋いでゴールを決め感極まって泣く沙羅を腕の中に抱きしめた時に、一生離すことはできない。
このままずっと沙羅の傍で生きて行きたいと強く思ったんです。
だから決めたんです。





沙羅に、プロポーズをしようと。





出会って一年ちょっと、つきあって一年。
早いのかもしれません。
けれど別々の家に帰るのが辛くて、ずっと沙羅を私の傍に置いておきたいと思ってしまったんです。
ですからプロポーズをして一生共に生きて行きたいと決めました。
やるからには記憶に残るプロポーズをということで、ちょうど一年のこのクリスマスにと計画を立てました。
こんなことは初めてで悩みましたが、とりあえずは去年と同じお店を予約しました。
指輪も用意しました。
一緒に買い物に出かけた時に、かわいいと言ってはめたサイズをチェックしていたのは我ならがファインプレーだと思います。
今回も前回同様、お店の人と色々と打ち合わせをして万全を期しました。
オーナーは私の事を覚えていてくれたようで快く引き受けてくださいました。
/170ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ