この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君を孕ませたい
第10章 君に触れたくて堪らない
関係を終わらせる理由が知りたい
そうでないと納得出来ない

そう訴えてくる沙織に実咲のことを悟られぬようするのに必死だった。



話したところで実咲に対して馬鹿な真似はしないと思うが、自己顕示欲の強い女性だ。万一ということもある。



興奮している彼女の言い分を聞き、
宥め、謝罪する自分に、「好きだったの」と涙を溢れさせる。



体の関係を結べば多少なりとも情は湧いてくるが、自分のそれは情愛とは程遠いものだった。



俺の気持ちは変わらない、そう告げると、長い沈黙の後、最後に一度だけ普通のデートがしたいとせがまれた。



これまでは主にホテルや彼女達の部屋で会うことが多く、食事を共にする程度でデートらしいことは皆無だった。そもそもの互いの目的は性欲の解消だったのだから。



それで終わりにする。
沙織のその言葉を信じ、その日は日付が回った後にようやく解放された。




/156ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ