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君を孕ませたい
第6章 与える恥辱に昂る気持ち
ゆっくりと階段を上り自室に着くと、昨晩体を重ね合った名残をとどめたままのベッドにそっと実咲を下す。



部屋の隅にある小さな冷蔵庫からペットボトルの水を出してやりそれを渡すと美味しそうにごくごくと喉に入れた。



「俺にもちょうだい?」

そうせがむと隣に腰を落とした自分に飲みかけのペットボトルをそっと差し出してきた。



「違うよ。実咲が飲ませて」



「え?」



「口移しで飲ませて欲しい」



意図がわからず当惑したような表情を浮かべる実咲からペットボトルを取り、自分の口に含んだ水を口移しで実咲に飲ませる。



「こうやって・・ね?実咲が飲ませて?」

唇から零れ落ちた水を指で拭ってやる。



「え・・あ、はい・・」

戸惑いながらも水を口に含み、控えめに唇を重ねてきた。



重なった唇から舌を侵入させ奪うように実咲の口内の水を飲み込みそのまま唾液を混ぜ合わせる。



濃厚な口付けをしながらベッドに横たわり、仰向けになった自分の上に実咲を乗せる。



くちゅくちゅと音を立てながら実咲の唾液を吸い尽くすように舌を口中に這わせ舌を絡ませ合う。







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