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第10章 決心

「聖さん．．．。
そんな事どうしてもっと早く
言ってくれなかったんですか！？」

「カッコ悪くて言えねぇよ」

「どうして今言ってくれたんですか？」

「会えなくなるのが嫌だから」

「聖さん…」

「なぁ、桜
俺の事どう思ってる？」

「．．．。」

「嫌い？」

「嫌いじゃないです」

「どう思う？」

「．．．。」

「俺の事助けてくれねぇか？」

「．．．。！！！」

「なぁ、頼むから。桜のできる範囲でいいから
俺を幸せにしてくれよ。」

「．．．．．．は…」

「ん？何？」

「．．．は、い」

「／／／／桜．．．」

「わ、分かりました。
聖さんって結構…強引ですね。」

「当たり前。」

「できる範囲で聖さんを幸せにします。
だ、だから聖さんも…。
聖さんも私を幸せにしてくれますか？」

「当たり前。もう離れんなよ！」

「．．．はい／／／」

「桜。ちゃんと言いたいから．．．。
彼女になってずっと隣で笑ってて！」

「はい／／／／」




付き合うことになると二人は
さっきの出来事など忘れるくらいのキスをした



車で二人の世界に入っていた。