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幸せになれる恋
第14章 二人の時間




「何で泣くんだよ。
お前が離せってって言ったから離した。」

「ん。。。うっ...」

「何?どうしたんだよ。
桜。言ってくれねぇとわかんない。」

「も...い...」

「何?」

「もう...いい。です。」




そう言って泣き止まない桜。



「ごめん。意地悪しすぎたな。
さくら。泣くなって。」

「何で離す、んですか?」

「だから、お前が離せって...」

「離さないって…」

「ん?」

「離さないって、や、約束…したのに。
簡単に離すから。」

「離さないよ。」

「離したじゃないですか…
何で?離すんですか?
やっぱり私が汚い…から…
嫌いになったんでしょ。
もう先に出てください。
帰りたい。
一人になりたい...
やっぱり幸せになれない。
う"ーー。自分が嫌になる…
どうしたらいいか分からない。
もう嫌だ...」



顔がぐちゃぐちゃなの分かっていても
涙がとまらない桜


「また始まったな。
桜、離したのは離してって
お前が嫌がってるのに続けて
嫌われたくないから。
キライになんかならねぇよ。
大好きだって言ったよな?
帰らせないし一人にもさせない。
幸せになるのはこらからだって。
まだ決めつけるのは早ぇーよ。
嫌いなら好きになる努力しよ。
俺はお前がすきだから
お前も自分のこと好きになるから。
今は嫌いでもいい。
でも、俺と居るなら自分を好きになれよ。
それが幸せになるために必要なことだから。」



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