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幸せになれる恋
第17章 恋敵を成敗


朝早くに桜は目を開けると
椅子に座った聖が変な体制で寝ていた。

寒いのに風邪ひいちゃうと思ったから
ベッドから降りて軽い毛布をかけた。

リビングに行くのも嫌だから
ベッドの隅に膝を抱えて座って
顔を埋めていた。



「桜、おはよう」

ビクっと顔をあげた桜は
少し顔を引き攣らせていた。

「おはようございます。」

「身体しんどくないか?」

「はい。」

「風呂入れてくるから入るだろ?」


桜は首を横に振る。


「入らねぇの?お前昨日入らずに寝たぞ。」

「帰りたい…」

「桜。ここお前の家でもある。
帰るってどこに?」

「マンション…」

「桜。頼むから一緒に居ようぜ…」

聖も声を震わせながら涙を流していた。


「聖さん。ごめんなさい。
もう居られない。怖くて…
あなたの事は好きなんだと今でも思う。
けど怖い。あの人に会っちゃうから。
だから聖さんと居るのも怖い」

「桜、ごめん。ちゃんと話すから。
だから…頼むから居なくなるなよ。
この事はちゃんと償うから。
守ることてま償わせてくれ。
お願いします。」



桜は黙っていた。



「桜こっち来て。」



聖はベッドに腰掛けて隣をポンポンと叩いた。
桜は黙ったまま隣に座った。


桜の手を握って抱きしめた。



「聖さん…離して…」





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