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幸せになれる恋
第17章 恋敵を成敗


「桜。今日の事話すね。
手貸して。繋いどくから。
じゃないと桜逃げそうだから。
もう離さないから。
今日有給取ってた。
たまたま電車で浜田に会った。」


桜の手に力が入って聖は痛いくらいだった。


「桜大丈夫だから。力抜いて。
一応ボイスレコーダーで録音しながら
話をしたんだ。
なら全て吐いたよ。
俺と部下の事を面白がって言った事
電車の中であったこと
数年前の痴漢のことも。
だからそれを会社に提出した。
浜田の処分を決定してもらうためにね。
俺はそれが認めてもらえないなら
退職も考えると。
それから桜のショップに行ってきて
店長には話したら心配してたよ?
後は不動産屋でマンションの売却希望と
別物件での購入希望を相談してきた。
夕方会社から呼び出しが合って
浜田の処分が決まった。
日本の1番北に飛ばされた。
だからもう会うことないから。
これでも桜はまだ不安?
なら俺も退職して桜も仕事辞めて
俺たちは日本の1番南にでも
移住するか?
俺は設計士だから就職は心配ないよ。
なかったら自分で会社立ち上げてもいいし。」


桜の頭を撫でた。
桜が泣いていたから。

「なぁ、桜。
ゆっくり考えて答えだして。
ただ、俺から離れるのはダメ。
だから黙って居なくなったりしないでな。」



聖は桜にゆっくり話す。
桜も黙って頷き静かにこう言った。



「聖さん。ありがとう。
好きだから離さないで。守って。
ワガママだけど...お願いします。」



「分かった。離すわけねぇだろ。
守ってやるから傍に居て。
俺も桜大好きだから。」



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