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幸せになれる恋
第26章 梅雨の合間の楽しみ


「結婚するって言ってくれてから
ちゃんと話してないから。
いつ正式に家族になるの?」

「いつって?」

「籍入れるのいつにするの?」

「いつとかは正直考えてなかったの。
この前奈々にも言われたから
これから話して決めないとって
思ってはいました。」

「そっか。
そうやって思ってくれてたならよかったよ。」

「聖さんはいつがいいとかあるんですか?」

「ないよ。
桜と居れればそれでいいし
そんな日にちとか気にしてない。
お互いの誕生日とか待ってたら
来年になるしな。
クリスマスあたりにしてもいいな。」

「何か照れますね!」

「照れてても意味ねぇんだよ。
早くお前を家族にしたい。
そしたらあのやかましいヤツらとも
家族になるから。
桜にとったらそうなれば不安もないだろ。
お前がいつも自分を下にして
俺に遠慮してんのはそれが関係してるだろ。
今みたいに明るく居られるのは
周りにいるヤツらのお陰でもあるだろ?
今まで大人になるまでの育った環境で
寂しかったから一人は嫌なんだろ。
だから痴漢の事があって余計自分が汚いと
嫌われるから一人になるから
離れようとするんだろ?」

「......。
確かに今の環境は私にとって最高です。
みんな優しいし。
大人になるまで親が居ないことに
周りの目を気にしてたんです。」


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