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幸せになれる恋
第26章 梅雨の合間の楽しみ


ちゃんと覚えてるんだろうか。
心配になってきた。


「桜いつにしたい?籍入れるの」

「クリスマスどうですか?」

「桜がクリスマスでいいならいいよ。
忘れるなよ。」

「はい。お願いします!」




二人はそれからいろんな話をしながら
ベッドに入っていた。


桜は話しているうちに
眠くなってきたみたいで
聖に抱きついて寝息をたてていた。

一方聖は桜との約束が夢みたいに嬉しくて
なかなか寝付けずに桜の頭を撫でながら
桜の寝顔をみていた。


さっき中に出したから出来てたら…とか
桜の姉ちゃんに反対されたら…とか
親父やおふくろに伝えなきゃ…とか
考えているうちに時間がかなり経っていたので
無理矢理目を閉じて眠った。




お互いが夢じゃないことを祈りながら
眠りについたのだった。


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