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第26章 梅雨の合間の楽しみ

ベッドに行くと桜は起きていた。

「桜。嫌だった？中に出したの」

「嫌じゃないですよ。
赤ちゃん出来てたら産んでいいんですか？」

「当たり前だろ。出来てたらいいな」

聖はそう言いながら桜のお腹を撫でた。
にこやかな笑顔で。


「そうだ。桜おっぱい大きくなった？」

「！！！！やっぱり思いますか？
最近下着がちょっとキツくて…」

「俺が触るから大きくなったんだな」

「違う！
ちゃんとした食事するようになったからです。
どうしよう．．．
これ以上サイズ大きくなると
可愛い下着がなくなっちゃう…」

「ネットならあるんじゃねぇの？」

「ネットだと物によって違ったりして
結局付けなくてもったいないんです…」

「じゃぁ、今度下着探しに買い物行こ。
会合わないの着けるのよくないだろ。」


確かに可愛い下着はサイズが大きくなると
なかったりする。
桜はそんなことに聖を付き合わせたくなかった。

「大丈夫です。今度奈々に頼んでみます！
あの子ランジェリーのデザイン会社にいるから。
それに入籍の事も話したいから。」