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第4章 ☆婦人科健診 彩七編☆

なななな内診！
ついに訪れた婦人科健診。
内診ってイスの足の部分が広がるあれだよね？
いくら先生とは言え、男の人の前で足広げるなんて恥ずかしすぎるよー！
あたふたしてると
「おい大丈夫か？」
先生の声で現実に戻る。
「あ、あの…私、婦人科健診初めてなんですけど、怖くない…ですか…？」
恐る恐る聞いてみる。
先生は一瞬驚いた顔したけど
「痛くないように優しくするから」
その言葉に
「え？」
「あ…」
お互い真っ赤な顔してる。
それってエッチする時に言う言葉だよね？
クールな先生が真っ赤な顔。
そのギャップが意外で
「アハハッ」
つい笑い出しちゃった。
「笑えるじゃん。さっきまでうつむいてばかりだったけど」
「ホントだ」
クールじゃない先生ももっと知りたくなってきた。
どうしよう…。
私、先生が好きになっちゃったみたい…。
先生にしてみればただの患者。
相手にされるワケないよね。
この気持ちは私だけの秘密にしておこう…。

「先行ってるから」
先生はそれだけ言って婦人科ルームへ入って行った。
あ、早くしないとまた心配かけちゃう。
”痛くないように優しくするから”
先生の言葉を信じて婦人科ルームの戸を開ける。