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健康診断〜こんな健診アリ!?〜
第8章 ☆お互いの真実 彩七編☆
「そろそろ帰るか」
「あっ、今、時間…」
時計は4時を指してる。
優さんとの時間があっという間過ぎて忘れてた!
でも…。
「もう少し優さんと一緒にいたいな」
優さんの肩にもたれる。
「オレも彩七と一緒にいたい。けど彩七はまだ高校生だ。あまり遅くなると親が心配するだろ」
優さんが私の肩を抱き寄せる。

「次の日曜日どっか行くか?」
「うん!行きたい!!」
ぱぁっと目を輝かす私。
「行きたい場所あるか?」
「うーん、優さんのことがもっと知りたいな」
「オレのこと?」
「誕生日とか血液型とか好きな食べ物に嫌いな食べ物などなど」
「そうだな」
「ここでご飯作って食べながら優さんといっぱい話がしたいな」
「そうするか」
「何作る?」
「パスタで良ければオレが作る」
「えっ!?」
「パスタ屋でバイトしてた時あったから」
「へぇー、食べたい!」
優さんのパスタ楽しみだー!
「決まりだな。夕飯は彩七の料理が食べてみたい」
「私の料理!?カレーくらいしか作れないけど…」
「カレーか。1人だと全然食べないからな。日曜日が楽しみだな」
「うん!」
気合い入れて作るぞ!!
おいしいって言ってくれると嬉しいな。
「着替えて帰るぞ。送るから」
「あ…」
私まだこんなカッコだったー!
慌てて着替えだす。
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