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健康診断〜こんな健診アリ!?〜
第9章 ☆お互いの真実 優人編☆
彩七の服を持って部屋に行く。
ガチャリとドアを開けて入ると。
「え?誰!? 」
パニック状態の彩七。
「目、覚めたか?」
彩七に声かける。
かーっと顔が赤くなってるのが分かる。
「さっきは悪かった。あそこまでさせるつもりじゃなかったんだ。お前があまりにもその…魅力的で…」
「魅力的?わ、私が??どこがですか???」
驚いてる様子の彩七。
「最初はうつむいてたのに急に笑い出したり、ギャップが魅力的って言うか、可愛らしく見えて…」
こんなこと言うのは、かなり緊張するな。
「でも、今のオレは医者としても人間としても最低だよな…。本当にすまなかった!」
「……本当に最低ですよね」
「………」
彩七の言葉に返事が返せないオレ。
「だって私に許すタイミングをくれないんだもん」
「えっ?」
予想外の言葉にオレは驚いた。
こんなオレを許そうとしてくれるのか…?
「さっきから先生の言葉聞いてると、悪かった、最低だ、すまなかった、ばかり。許してくれって言ってくれれば私だって返事したんだけど」
「そうだったな。本当にすまなかった。こんなオレで良かったら許して欲しい!」
「……1つだけ条件があります」
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