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第17章 ☆恋のバトル☆

「いっぱい種類あるんだな」
時計屋に着き、慧くんは時計を眺める。
「迷っちゃうね」
「そうだな。彩七、一緒に選んでくれない？」
「良いよ」
2人で時計選びを始める。

「これ良いな」
「こっちのデザインもカッコイイね」
「これはデザイン良いけど文字盤が見づらいな」
いろいろ見てると。
「あっ、これ！」
「これ、慧くんに似合いそう」
お互い同じ時計を選んだ。
「じゃ決まりだな。会計しよう」
「うん」

「オレ達、相性ばっちりみたいだな」
「まさか同じ時計選ぶとは、ビックリだよ」
お会計を済ませ店の中をぶらぶら。
他にもお店がたくさん。
ファッション系のお店に、食べ物系のお店、インテリア、雑貨店、子供系のお店とかたくさんあるんだ。

「あ、この服、可愛い」
服屋のマネキンが着ているフリルのついたピンクの服が目に入った。
「試着してみれば？」
「で、でも…ちょっと慧くん？」
私の手を引っ張り中へ入っていく。
「すみません、あのマネキンが着ている服を試着してみたいんですが」
慧くんが店員さんに声をかける。
「サイズはMでよろしいでしょうか？」
「は、はい」
「試着室はあちらですので、ごゆっくりお買い物して下さい」
店員さんから服を受け取り試着室へ。