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健康診断〜こんな健診アリ!?〜
第17章 ☆恋のバトル☆
「腹減ったな」
「そうだね」
「彩七は何が食べたい?」
ショッピングセンターを出て商店街を歩く私達。
「そうだねー、家族でたまに行くラーメン屋がこの近くにあるけど」
「ラーメン良いな!」
「あ、あの赤い看板がそのお店だよ」
「よーし、ゴールまで競争だ!」
慧くんは走り出した。
「ちょっとー!待ってよー!」
私も慌てて走り出す。
「もう…慧くん…早すぎ」
息切れ状態の私。
「少しでも運動した方がもっとラーメン美味しく味わえるぞ」
いたずらっ子みたいに笑う慧くん。
まったく、どっちが年上なんだ?
「大丈夫か?」
「なんとか…」
「さっ、中入ろうか。ラーメン、ラーメン♪」
慧くんが私の背中を押して中へ入る。
「いらっしゃいっ!」
元気なおじさんの声が店の中に響く。
「こんにちは」
「お、彩七ちゃん。久しぶりだね」
「お久しぶりです」
「今日はデートかぁ」
ニヤニヤ顔のおじさん。
「オレ、彼氏に見えますか?」
慧くんが嬉しそうにおじさんに聞く。
「あれ?違うのかい?」
「イトコの倉林慧くん」
「初めまして。今、会社の新人研修でこっち来てて、彩七の家にお世話になってるんです」
「ほぉ、そうかね」
「明日には戻らなきゃいけないし、お互い今日しか予定合わないから、この町を案内してるんです」
私が言うと。
「そっか、そっか。ここは住みやすいしなぁ。じゃ、メニュー決まったら声かけてな」
「はい!」
そして私は醤油ラーメン、慧くんは野菜ラーメンを注文した。
「そうだね」
「彩七は何が食べたい?」
ショッピングセンターを出て商店街を歩く私達。
「そうだねー、家族でたまに行くラーメン屋がこの近くにあるけど」
「ラーメン良いな!」
「あ、あの赤い看板がそのお店だよ」
「よーし、ゴールまで競争だ!」
慧くんは走り出した。
「ちょっとー!待ってよー!」
私も慌てて走り出す。
「もう…慧くん…早すぎ」
息切れ状態の私。
「少しでも運動した方がもっとラーメン美味しく味わえるぞ」
いたずらっ子みたいに笑う慧くん。
まったく、どっちが年上なんだ?
「大丈夫か?」
「なんとか…」
「さっ、中入ろうか。ラーメン、ラーメン♪」
慧くんが私の背中を押して中へ入る。
「いらっしゃいっ!」
元気なおじさんの声が店の中に響く。
「こんにちは」
「お、彩七ちゃん。久しぶりだね」
「お久しぶりです」
「今日はデートかぁ」
ニヤニヤ顔のおじさん。
「オレ、彼氏に見えますか?」
慧くんが嬉しそうにおじさんに聞く。
「あれ?違うのかい?」
「イトコの倉林慧くん」
「初めまして。今、会社の新人研修でこっち来てて、彩七の家にお世話になってるんです」
「ほぉ、そうかね」
「明日には戻らなきゃいけないし、お互い今日しか予定合わないから、この町を案内してるんです」
私が言うと。
「そっか、そっか。ここは住みやすいしなぁ。じゃ、メニュー決まったら声かけてな」
「はい!」
そして私は醤油ラーメン、慧くんは野菜ラーメンを注文した。