この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
健康診断〜こんな健診アリ!?〜
第17章 ☆恋のバトル☆
「優さん!」
「なんだよ、あんた?」
ナンパ組が優さんに聞く。
「オレの女に何してるんだ?」
ジロッとナンパ組を睨みつける優さん。

「彼女、可愛かったからこの町を案内してもらおうと思って。すぐ戻ってくるので」
焦ってるナンパ組。
「そんな必要は、ない。今すぐ離せ」
「は、はい!」
優さんの迫力にナンパ組は、ビビって負けた様子。
ナンパ組は逃げるように去って行った。

「大丈夫か?彩七」
「うん」
優さんに抱きつく私。
「無事で良かった」
優さんは私の髪を優しく撫でてくれた。
「優さん、何でここに?」
「…………だったんだ」
「え?」
声が小さくて上手く聞き取れない。
「お前が心配だったんだ!」
優さんの顔が赤い。
「ありがとう、優さん。嬉しい」
私、優さんの彼女で良かった。
こんなに心配してくれる人、家族以外では初めて。

「何であなたがここにいるんですか?」
慧くんの声で私は優さんから離れる。
「慧くん」
「お前、彩七を1人にするな!」
優さんが慧くんの胸ぐらを掴む。
「優さんやめて!」
私は2人の間に入る。
「な、何ですか?いきなり」
さっきのこと知らない慧くんは状況が理解できてない。

「お前が彩七を1人にさせたせいでナンパ組に連れ去られるところだったんだぞ」
「えっ…」
「勝手に離れた私が悪いんだから、ね!」
2人をなだめるけど優さんの怒りが収まらない。
「お前、彩七が大事なら離すな!」
「ごめんね、慧くん。優さん、言い過ぎだよ」
慧くん、反省してるみたいだからもうそれ以上は言わないで。

「帰るぞ、彩七」
「えっ、ちょっと、優さん?」
優さんは無言のまま私の手を引く。
その場に立ち尽くす慧くんを置いて…。
/97ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ