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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第3章 運命の瞬間
「どうかもう私のことでお心を悩ませられますな。私はいつでも父上の息子として、この高麗のためにこの身を捧げる覚悟はできておりますゆえ」







 賢は父王の細い手を握りしめ、励ますように力強く言った。
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