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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第27章 高麗の夜明け
 讃が立ち上がった。フィメリアは一礼して彼を見送る。階を降りきったところで、つと彼が背後を振り返った。




「心配するな。元の使者も数日中には帰国する予定だ」





 あくまでもフィメリアに負担を掛けまいとする優しさが今は切なかった。フィメリアが微笑みかけると、讃は漸く安心したかのように笑顔を見せ、後は足早に去っていった。恐らく公務で多忙な中、様子見に後宮まで脚を運んでくれたのだろう。王讃という男は、そういう人だ。
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