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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第27章 高麗の夜明け
 フィメリアもまた階を降り、紅椿が群れ咲く一角に佇んだ。一つの樹にあまたの花が重たげについていて、そんな樹が幾つも立ち並んでいる様はなかなかの圧巻である。





 先ほど四阿から眺めているときに見た落花もあった。フィメリアは地面からそっと花を拾い上げた。椿は花びらが一枚ずつ落ちるのではなく、花ごと落ちるのが特徴だ。ゆえに、〝首・頭が落ちる〟と、不吉な花だと嫌う人もいるけれど、フィメリアはいっそ、その散り方が潔くて好きだ。
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