この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
さらに近くてもっと甘い
第8章 ドジっ子同盟とお引っ越し


「分かる〜〜〜!!!」



「っ………」



「ケチャップとかまじで危険だよね!!」




もちろん、加奈子が思い出しているのは昨年の食堂での出来事だ。


要に一目惚れし、ぼんやりと恋に浸っていたら、ケチャップをブチまけて……

挙句それを要に見られ目を回し…



ポッと顔を染めた加奈子は、ギュッと目を瞑った。


そんな時代もあった……懐かしいなぁ…




「あ、あ、あのっ……」



手を握られたままの幸太郎は、声を詰まらせる。



「ごめん……! 思い出に浸ってた!」




ハッとした加奈子は手を離して再び幸太郎に微笑む。




「とにかく、何でも奢るから!」



「ありっ…がとうごじゃいます」



慌てて噛んでしまった幸太郎は、片手を口に当てる。


その姿に加奈子はさらに目を輝かせた。






/456ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ