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さらに近くてもっと甘い
第9章 プール大会?
「愛花ちゃんもしたいんでしょ…?」
直接的な梨子の問い掛けに、愛花は答えられないままひたすらに顔を紅くする。
痛いのは怖いけれど、浩平くんともっと近くでくっつきたい、というのが愛花の本音だ。
「したい…なんてっ…女の子の方が言うの……おかしくない…ですか?」
「う〜ん……そんなことないんじゃない? 好きなら当たり前だよ」
1年も待っているなら尚更……。
うーん…何だか少し浩平がかわいそうになってきた…。きっと相当我慢しているに違いない。
でもっ…と言いながら口籠る愛花を見て、梨子はニヤリと笑う。
「愛花ちゃん…」
「はいっ…」
「今度その水着着てさ、浩平の事誘ってごらん?」
「え…っ」
み、水着でっ…!?
「そんな事出来ませんっ……!」
「きっと浩平喜ぶよ?」
そう言いながら、梨子は愛花のパーカーのチャックを下ろす。
「りっ、梨子さんっ…!?」
現れたフリルの付いた白い水着。下もスカートのような形になっているが、生地がまるでカーテンのレースのように薄くて…。
「これで迫られたら、さすがの浩平も我慢出来ないだろうね…」
人差し指で、露になっている愛花の谷間の胸を突く。それに愛花はひゃっ…と声を上げた。