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さらに近くてもっと甘い
第9章 プール大会?
「やほ〜!お待たせ!」
亮と同じく陽気に登場した梨子の隣で、愛花はやはり着ているパーカーの裾を伸ばしている。
「やっぱ水着最高……」
「うるさい、このドスケベ!」
「うはぁ…っ…揺れるおっぱいっ…」
「亮?本気で殴るよ?」
鼻の下を伸ばして近付いてきた亮に梨子が真顔で言うと、亮は途端に背筋を伸ばしてスミマセンでしたっ!と頭を下げる。
その様子を見て、真希と愛花がケラケラと笑った。
………な…んで…パーカー…?
浩平は笑う事も出来ずに、愛花の服装をチラと見て、少し残念がっている。
梨子の水着姿なんて、どうでもいい。
見たいのは、“愛花の”水着姿なのだ。
「さーて、入ろ入ろ!」
「おぅ!」
元気よく飛び込もうとしている亮と梨子。
その隣で愛花は躊躇いがちに、浩平の事を見上げた。