この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
さらに近くてもっと甘い
第9章 プール大会?
脱ぐと言いながら、モジモジとしたまま全くパーカーを脱ぐ素振りを見せない愛花に、浩平は完全に焦らされているような気分になっていた。
裾を懸命に伸ばしているが、隠れていない生足。
見えそうで見えない。そんな状態は水着姿よりもエロいんじゃないか……
そんな事を思っていると、意を決したように愛花は手を震わせながら、パーカーのチャックを掴んだ。
ジっー
音を立ててチャックが下へ降りる。
「なん…かっ…似合ってないかもしれないんだけど…っ」
恥ずかしいっ……
自分でも訳の分からない言い訳をしながら愛花が前を開くと、浩平は、軽く目を見開いた。
白いパーカーの下から現れた白いフリルのついたビキニ。
パーカーが暑かったからか、きめ細やかな肌が少し汗ばんでしっとりとしている。
そして目に飛び込んだ柔らかそうな胸……
「っ………」
ヤバいっ…!!
これはやばいっ…!!!!
「あっ…愛花!」
「えっ…」
チャックを下ろしている愛花の手を浩平は衝動的に掴む。
「……ア…と…っ」
「……浩平くんっ…?」
ぐるぐると頭を回しながら、浩平は次の言葉を探そうと必死だ。