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快楽の果てにあるもの
第3章 彼の指

路肩に車を止めた。

『な、こっち向いて。』

「え?何ですか?」

振り向いた瞬間、Kiss……。
そして服の上からピンポイントで乳首を摘まれた。

「え?あの、お客様……。やめて下さい。」

『やめるの?やめて欲しくないやろ?ほら、乳首立った』

そう言って彼は乳首を強く摘む。

「アァッ。」

思わず漏れる声。

『ほら、あなたはMなんだから感じるやろ。もう下は濡れてるはずだ。』

そう言って何度も強く摘む。もう、身体は動かない。されるがまま…。
鋭く強い目で見つめられ、反らす事が出来ない。

『さ、次は舌を出すんだ。』

「え、でも恥ずかしいです。」

『いいから、ほら、舌を出せ。』

恐る恐る舌を出す。

『いい子だ。』

と舌を思い切り吸い込む。

「ングッ、ン、ングッ」

初めは痛かった。しかし次第に痛みが快楽に変わっていく。
目がとろけていった。

『気持ちえぇやろ、目がとろけとるであなた。』

確かに目がとろけてるのがわかる。

『今夜はこれまでな』

そう言って頭を撫で、

『行こうか。』と微笑んだ。

『お前はドMだ。今夜から俺のM女になるんやわかった?』

知らず知らずのうちに頷いた。
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