この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しい記憶
第12章 新生活(回顧)


突然霞みがかった世界。


風が強いのか、ビンッ…と音を立てて窓ガラスが揺れる。



これからどうするのだろう。



欲しいものは姉ちゃん以外に何もない。




でもそれは手に入らない。



そんな状態で生き続けることに意味があるだろうか。




姉ちゃんのいない人生。



そんなもの………





「はぁ……っ」





ため息を漏らすと呼び鈴が鳴った。



楓が何か忘れ物でもしたのだろうか。



辺りを見回すが物など段ボール以外、ないに等しいこの空間。




はいと返事をしながら、扉を開いて、俺は大きく息を飲んだ。



/222ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ