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SEXYSIX~60日の合体合宿~
第10章 元AV男優・瀬野翔哉
「ねぇ瀬野さん、レイくん、プレイ指定したことにプラスして、手首縛っちゃったみたいね、リリィちゃんの」
「それな……俺も今報告書で読んだところだ。リリィとしては嫌ではなかったけども指定していないことをされてもいいのか戸惑っている感じでいいんだよな?」
「ですね。レイくんは本当にギリギリな感じだし、それが絶対売れるのはわかってるんだけど、和を乱すことになるのはちょっと……」
巨乳のリリィを目隠ししたら拘束もしたくなる、というレイの男心は痛いほどわかる。わかるのだが、2日目からこれではやや飛ばし過ぎだ。

「ああ。6人が仲良くやっていけないのは困る。まぁそれ以外にも揉め事は必須だろうが……、合宿中に全て片付けておいて、その後は怒涛の仕事に集中できるようにしていかないとな。今日機会があったら女子チームに雑談っぽく話聞いてやってくれ」
「はい、わかりました。……瀬野さん、リリィちゃん心配でしょ?ああいう娘、タイプだもんね」
ドキッとした。さすが元カノだ。
「……べつに、3人とも同じ、商品だろ」
「ふふっ、その言い方!やっぱり図星なんだー?」
「うるさいっ!俺はもう出かけるぞ」
「はいはーい。いってらっしゃーい」

早川が見透かしている通り、リリィ……熊谷凜々子は、相当俺の好みのタイプだ。報告書だけでなく早く目の前で本番撮影をさせたい、と思っているが、これはあくまで密かな欲望であり、仕事に出すことはない。早川にもう手を出さないのと同じことだ。誰にも見られることなく、俺が自分の右手で放出させればいいだけの欲望だ。

そしてその溜った欲望を俺は、合宿所近くのホテルの一室で、今の恋人である今井瑠衣にぶつけた。
「翔くん……、そんなに溜まってたの……?激しいっ、嬉しいっ……」
「瑠衣だって……そうだろ……っ?」
「うん……したかったよぉ……すごく……!」
ほんの5時間ほどで、俺は3回射精した。久々に会った瑠衣はいつもにも増して淫乱で艶やかで、最高にエキサイティングなセックスを愉しむ事ができた。



スッキリして合宿所に戻ると、早川から今夜のプレイの報告を受けた。


シュウとリリィはベランダで

レイとユキはキッチンで

リトとナナはお風呂で


……よし、いける。これで一巡だ。


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