この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
飴色トライアングル【完結】
第2章 先輩とキスしちゃった!

なんせ英昭先輩はバスケ部のエースだし

なにより学校のアイドルだもの

私なんか、みんなに妬まれちゃって……
勉強どころじゃ無くなっ…ちゃ、う。

……!?─そうだ!

浮かれてばかりじゃいられない。

先輩にはファンクラブがあるし…
みんなには内緒にしといた方がいいのかも


「せ、先輩?──私達の事みんなには黙ってた方がいいですよね?」

「なんで?…」

だって!
きっと騒がれて、大変な事になるんじゃ

「俺は美緒と堂々と付き合いたい…ダメかな?」

先輩がいいならもちろん私だって!

「いいんですか?」

「あたり前だろ」

不安だったけど先輩の言葉に安心した。
嬉しい!

「─帰ろうか?」コクン

家はもうすぐ、まだ先輩と一緒に居たくて
ゆっくりゆっくり歩くのに─

「美緒…早くおいで」
先輩が腕を引っ張るから勢いよく先輩の胸にぶつかった!

ドンッ「あ、ごめんなさい」

顔を上げると…先輩の顔が目の前に─

へ?

顔が─どんどん近づいて来るような…

そして、
チュッ「ンン…」─!?
──ドキッドキッ

先輩の唇と私の唇が重なった。



私、今─先輩とキスしちゃった!

唇が離れると途端に恥ずかしさが込み上げる。

「……」
恥ずかしくて俯く私に─
先輩は頭を掻きながら謝ってきた。

〝ごめん、嫌だった?〟

ブンブン─
嫌なわけないじゃないですか?
謝らないで下さいよ。

「う、嬉しい、です」
俯きながらやっと言葉を絞り出した。


「今度こそ…帰ろうか」はぃ。

この時…さりげなく繋いでくれた先輩の手は
おっきくて、とても温かかった。

/313ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ