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第6章 千弥と陸

「……この体勢のほうが良いかな？」
「アンッ！　アァッ！」

グイッと背中を押され、私は前に倒れ込む。陸さんに菊の花も蜜口もハッキリと見られ、なおかつ電マの刺激はそのまま。

「千弥の蜜口が、電マに合わせてヒクヒクとヒク付いてるね。だけど小振りで綺麗な秘裂だよ、菊の花も指で気持ち良いようだし、千弥のここはやらしい」
「見ないで……言わないで……やらしい私なんて……ヒゥッ！？」
「２本目……。ねぇ、お尻を責められてどんな感じ？　フルフル腰を振っているけれど、そんなにお尻の穴がお好み？　……教えて千弥？」

まるで私を誘導するような陸さんの言葉だと、頭の隅では理解しているのに、淫乱な私のほうが、その言葉に応えてしまう。

「もっとお尻を責めて……陸さんの太いモノをお尻の穴に挿れて。お尻もアソコも全て犯し私を狂わせてお願い」
「千弥はお尻でのセックスが好き？」
「どっちも好き、全て犯して私をおかしくして。でなければ私……」

……私の身体は治まらない、もう一人の私が内に帰らないから。それは言い留まったよ、陸さんには教えていないもの。

「指で責めているだけじゃ、僕のモノは挿らないよ。少し待って、確か……」
「あぁ……今放置されたら」

やらしい場所を晒して、陰核責めだけでイキ巻くっている淫乱な私だけが残される。あの頃のように私だけが苦痛に苛まれ、周りでせせら笑われた情けない記憶が蘇ってしまい、本来の私の心が押し潰されてしまいそうになる。