この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
◇◆ 星降る夜の恋物語 ◆◇ 
第1章 innocent イノセント

都会の夜は遅くまで賑やかだ。

だが、いい加減この時間ともなればー只今午前一時すぎー静けさに包まれる。

俺、川島隆一は、こんな夜更けの街を幾分急ぎ足で自分のアパートへと向かっていた。

我が儘で勝ち気な同居人が待っているはずの住処へ。
 
今日こそ早く帰る予定だったのに…結局いつもと同じか。


─参ったなあ…この時間なら、あいつだって殊勝に待ってたりしないだろうけど…

 
凍るような大気が何処までも続く冬の夜空を見上げて、俺は溜息を吐く。別に奴と約束してたわけじゃない。あいつからも特に何か用事が有るとは聞いてない。

でも、携帯呼んでも出ない俺にその後、
『今日は早い?』
なんてわざわざメールして寄越したあいつの気持ちを考えると、ちょっと後ろめたい気がした。
/13ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ