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一秒に見えた世界
第18章 このくらい…いいだろ?
ホテルのロビーで待ち合わせをしていた良二さんと優誠と私は初めてシンガポールの街に出た。良二さんと優誠は何度かシンガポールには来た事があるらしく

『ホーカーにしよう。』

とか言っている。私は

『ホーカー?』

と優誠に聞く。優誠は

『日本のフードコートのデカイ版。』

と答えた。私が連れ行ってもらったホーカーは確かに凄かった。通りの両サイド全てに屋台のような小さなお店がズラリと並び通りである通路にはテーブルと椅子が200人以上は座れるくらいに置いてある。

優誠と良二さんは二手に別れて色々な食事を買いに行った。初心者の私はテーブルでお留守番という役目だった。優誠が

『後でデザートだけは美奈が好きなのを見に行って選べばいいぞ。』

とは言ってくれたけれども優誠や良二さんが買って来た料理があまりにも多くて私がデザートまで辿り着く事は出来なかった。

シンガポールはチキン料理が有名らしく蒸したチキンにご飯やサラダが付いている料理や串焼きにされたチキンなどがあった。

後は麺類や鍋料理など3人では余るくらいを男2人が買って来る。私は唖然として見ているだけだ。

フルーツジュースはさすが南国だけあってかなりフレッシュで美味しかった。3人でわーわーと楽しんで食べた後に良二さんが

『俺は買い物に行くからな。』

と言って1人で夜の街に消えてしまった。私はホテルに優誠と帰った。

ホテルでお風呂を済ませたら少しご機嫌の優誠が

『明日は何が買いたいんだ?』

と聞いて来る。だから優誠と同じようにご機嫌な私が

『空達とお揃いでバッグが欲しいの。』

と言うと

『じゃあ、少しはサービスをしろよ。』

と言ってあっという間に私をベッドに引っ張り込んでいた。

バスローブを脱ぎ私の全てを晒した私はベッドで仰向けに寝ていた優誠の上にいた。

私は優誠の胸に私の舌をゆっくりと這わせた。優誠は指先だけで私の胸の先っぽを摘んで来る。私の胸の先が硬くなるように優誠の胸の先も私の舌で硬くなっていく。

私がその先っぽをチュッと吸ってみる。優誠が私の頭にキスをしてくれる。私はそのまま舌を優誠のお腹にまで這わせ続けていく。

優誠が私の体制を変えた。お尻を優誠に向けた私のアソコは優誠の前に広がり私の目の前には優誠のものがあった。
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