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天の川 〜センセ、来年も会えるじゃろか? 
第2章 ホテル
 梨花は佳純の足元に膝立ちになっていた。佳純は身体を投げ出すようにベッドに左右に脚を折り曲げ、横たわっている。
 
 クリーニングから戻ってきたばかりのワイシャツのようにベッドメイクされていたシーツは、二人の形に皺が集まり、毛足の短いカーペットには二人のワンピースとビジネススーツが無造作に脱ぎ散らかしてあった。
 
 梨花のショーツは萎んだ風船のように自分の足元にある。梨花の粘りを吸い取ったその股間の布地は、磨りガラスのように見える。
 
 梨花は佳純の両方の脚を左右に開いた。
 
「ああん……」
 
 そこに見える小さな蕾は最初にバスルームで目にした時と遜色なかった。その蕾が膨らむようにゆっくり解けていく。
 
「カワイイ、センセのココ……」
 
 M字に開いた佳純の股間を梨花の手のひらが探った。佳純の胸の膨らみが波打ち、時々肉厚の唇が吐息を漏らしている。
 
 梨花は沸々と佳純の柔らかい両腿から溢れ出す粘りを擦り込み、そこを覆う茂みの感触を楽しんだ。梨花はぷっくりと頭をもたげる小さな肉芽に唇を落とした。
 
「んっ、あっ、くぅっ……」
 
 梨花は引っ掻く様に佳純の潤みの溝に湧く泉を指先で集め、それを彼女の小さな肉芽にまぶしてゆく。小さな肉芽が左右に逃げ、唇のようなピンク色の陰唇が艶かしく蠢いた。
 
「ああん……やあっ……あうっ……ダメっ、ダメだって……」
 
 佳純は括れのある背をS字に反らせた。フルフルとその胸の膨らみが揺れる。
 
 肉襞のあわいで淀んだ佳純の粘りが滴になり、やがて真白いシーツを濡らす。それが半透明に滲み広がる。
 
 梨花は指先で佳純のグミのような肉芽を摘み、それをシゴく。佳純の反応を楽しむ。
 
 また、佳純は身体を捩り、肉付きのよい大きな腰を上下に弾ませた。
 
 絞り出すような佳純の声が音量を上げた。
 
「ああ……、あああ……んっ……、私……、クル……クル、おえんっ、おえんっ、クルよお……ンああ……」
 
 肉付きの良いその腰が何度も引き攣れるように浮き上がり、脱力してドサッとベッドに落下する。胸の膨らみがゼリーのようにフルフルと揺れる。
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