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永遠に見えた世界
第8章 理解が出来るのか?
その嬉しさと安心感だけで俺は美奈を抱きしめてキスをする。俺に感じて俺のものでイク女。だから俺だけの本気の女だ。

俺はそんな風に可愛いだけの美奈を絶対に手放せない自分がわかっていた。だから俺は美奈を出来るだけ優しく抱きしめた。

なのに美奈はそんな俺を真っ直ぐに見て泣きそうな顔をし始めた。

なんでだよ?俺はお前が泣く顔だけは見たくねぇよ。

そう思う俺は

『そんな顔するなって言ったはずだ。』

と美奈に言ってみた。美奈は俺と離れるのがいやみたいに俺に必死な感じでしがみついて来る。まるでまだ俺に抱かれたいと誘って来るように美奈が自分の身体を俺の身体にピッタリと寄せて来る。

『そうやって誘うなって、明日は早いんだからな。』

俺は美奈にそう言ってやる。美奈が一瞬、俺から離れようとはしたが俺はしっかりとそんな美奈を抱きしめてやる。

ちゃんと俺はお前のそばに居てやるよ。

そんな俺の考えが伝わるように美奈は安心した顔で静かに眠る。俺の腕にしがみつくようにしてあどけなく子供みたいに無邪気な顔で眠ってしまう美奈だ。

俺はそんな美奈の寝顔を見ながら確認をする。

俺の可愛い美奈がちゃんと俺の腕の中にいる。

ふわふわとしていて俺に全く体重を感じさせない美奈だから俺はいつもそんな風に確認をしてしまう。俺が眠ったら消えそうな気がしてしまう美奈。

だけど今は美奈の身体の温もりが間違いなくここに居るんだと俺に感じさせた。

美奈の額にかかる前髪を指先で避けてその開いた額にキスをする。

俺の女だから…。

薄い眉、長くてバサバサのまつ毛、真っ直ぐで高めだけど少し小さめの鼻、そしてルージュもしていないのにさくらんぼみたいに綺麗なピンク色をした艶やかな唇。

眠っている美奈なのに綺麗だと思ってしまう俺はずっと美奈の寝顔を眺めてしまう。そして美奈が消えないようにと俺は美奈をしっかりと抱きしめてやる。

そうやって美奈を見ているうちにいつの間にか俺も眠っていた。
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