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秘密のピアノレッスン
第8章 指
「よかった、行き違いにならなくて」

ちょうどエントランスで先生に遭遇し、そのまま一緒にエレベーターで19階まで上がった。

先生は、ピアノ講師以外に学校施設や音楽団体から依頼を受けて作曲もしているそうだ。

今日はたまたまクライアントと打ち合わせがあり、さっき帰ってきたところだと話してくれた。


そういう話を聞くと、先生にとっては、私はたくさんあるうちのひとつの小さな存在なのかなぁと少し寂しく思った。

昨日の別れ際のことなんて、昨日ソファで私と戯れたことなんて、取るに足らない小さな話なのかもしれない。

そんな風に考えたら、勇み立って謝りに来たのが急に恥ずかしくなってきた。
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