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エレベーターガール
第6章 エアコン

男はスマホを向けたまま、私が自分からソファーの背もたれから離れ、それに舌を這わせる様子をずっと撮っていた。

『ああ、やらし〜ね。奥さん。今日も旦那以外のチンポしゃぶってるの?』

『先輩とそっち向かうから、またたっぷり楽しもうね?』

撮影されていると思ったのに、テレビ電話で先週のガテン系と細マッチョに繋がっていたようだ。

でも私は二人には返事せずに目の前にあるモノを根元からじっくりと舐め続けた。

「先に始めてるから、仕事きちんと仕上げてこいよ?」

男が言ってスマホをポケットに押し込んだ。
どうやらこの男の方が先輩のようだが、そんなことはどうでも良かった。

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