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エレベーターガール
第6章 エアコン

あうぅ…あん…壊れちゃう…壊れちゃうぅ…

「壊れるほどいいんだろ?」

いつの間にかバスルームから戻ってきた細マッチョが、当たり前のように家のバスタオルを腰に巻きソファーにどっかりと掛けていた。

「お前、混ざるか?」

「いや、いいっすよ。」

私を無視してエアコン男と細マッチョが話す。
でも、三人を相手しなくて済むことにホッとしていた。

「ん〜じゃぁ、早く仕上げてやっか。」

エアコン男の掛け声に、ガテン系が一人で私を支え上げる。

エアコン男の腕が、私とガテン系の脇を通り越して壁に寄りかかるように伸びた。


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