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大好きだから...
第2章 私の嫉妬


「ねぇ、須藤さんって正人さんの何なの?」

「あの、何っていう意味が
理解できないんですけど。」

「今日屋上に呼び出してたし
正人さんのためにお弁当作ったの?」

「あなたに何か関係ありますか?
私が結城課長が好きで
一方的にお弁当作って食べてほしかった。
それだけだけど何か問題ある?」

「正人さんが好きなの?
須藤さんには無理だわ。
私と結城課長この前デートしたの。
楽しかったわ。お買い物しただけだけど」

「そうですか。」

「だから正人さんにこれ以上
手を出さないで。
あなたは仕事人間なんでしょ?
結婚も望んでない。
だから昇進できるように試験受けたのよね?」

「あの、小池さんにどうして試験受けたか
答えるつもりはありません。
だからといって結城課長を想うのは
私の勝手ですよね?」



言っちゃった…
想うのは勝手とか言っちゃまずいよね。

あー、バレたら私の仕事なくなっちゃうよ。


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