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大好きだから...
第2章 私の嫉妬


瑞穂としばらく話してたから
2時間くらい経ってたかな?


マンションに帰ってきて玄関をあけると
正人が靴を脱ぎ散らかしていた。


「ただいまー」


お帰りーとリビングから声が聞こえてきた。
なんだ、正人帰ってたんだ...


「楽しかったか?」

正人はそう言いながら私の頭を撫でてくれた。
こうやって家では私を大事に扱ってくれる。

「楽しかったよ。
今日行ったカフェもすごく美味しかった。
正人も今度行こうね…」

「あぁ。
どした?疲れたか?
元気ないけど…」

「正人今日何してた?」

「この前気になってるって言ってた
パーカー買いに行ってた。
朱里もいいって言ってくれたやつ」

「そっか。
今日正人見たよ。
あの人といた…小池さんだったっけ?」



何かカッコ悪い…
嫉妬しちゃってるみたい。



「朱里が不安になるような事は無い。
たまたま会っただけ。
見たなら分かっただろ。
嫌だって顔してなかったか?」




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