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俺は彼を愛してる
第12章 Open mind
「良いの?
ツータンの側に居たら
邪魔になるんじゃ…」

そう言いながら
ユウが近くに戻って気てくれた

ユウが俺に歩み寄ってくれる姿が
嬉しくて

「あんまし日本に居ないから
会えないけど
俺ガンバるから
ユウは遠恋無理?
もぉダメって言わないでっ!!」

俺はユウに抱きついた

「ぅわ! えぇ~と
ダメ?いいえ むしろ
僕の方こそ良いの? 」

「良いんじゃね?
ダメかなぁ事務所
良いだろ… ってか
さっきから同じ事ばっか
言ってっけど」

ユウと見つめ合って笑うの
どんくらいぶり?

ヤヴァイ嬉しい

やっぱユウと話すの洗われる

ユウとキスした
出来ればずっと
してたかったけど
んで 続きもしたかったけど

流石に
主役の居ないお誕生日会は
成立しないと
兄貴が下から大声で呼んでる

「しゃーねぇ
素っぴんになっちまったけど
行くか」

「ツータン キレイよ」

俺達は
その夜 いっぱい話した

別れた時
俺がユウにフラれたってわかって

兄貴は激怒して
ショーの演出家と意気投合してた

相変わらずの異国な雰囲気と
VIPからのお祝いにユウは
馴染めないみたいで

何度か泣き言を言ってた
その度に皆聞こえないフリして
乾杯した

「Sante!!」
「a toast!」
「乾杯!」
「おめでとう TSUBAKI!」
「Congratulations!」



ありがとう




 
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