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俺は彼を愛してる
第16章 Ccelebrate
わぁーお 願ったり叶ったりぃ!

産めるんだぁ良かったぁ
とりあえず一安心!

だけど…
予想外の展開

モデルを辞めるのは
難しいと思ってたけど

まさかの
マタニティモデルですって?!

1ヶ月で結婚式して
イギリスで出産って!?



妊婦さんて飛行機乗っていいの?



とてつもない話しが
懲り広げられてる

ツータンが妊娠したとか
只でさえ実感出来なくて
混乱気味なのに



当事者よねぇ僕…?



相手が有名人だと
こんなモンなのかしら?

本来なら
僕がツータンに
「大丈夫だよ」って
言って 支えてあげるべき
なんだろうけど

その前に
誰か僕に大丈夫だよって言ってよ…

「はぁ~」
っと大きなため息が出ちゃった

「大丈夫か? ひっでぇ面だぞ」
一鳳さんに声を掛けられて

満面の営業スマイルを作る僕
「これから
ツータンと式の打ち合わせです」

「葬式?」
一鳳さんはそう言いながら
コトンと碧色の碗を
カウンターの上に置く

「ぅ"...
なんて事を言うんですか!?
結婚式ですよ!!」

僕の反応を見て
一鳳さんは鼻で笑いながら
碗を僕の目の前に押し出した
「ふっ まぁ一服」

目の前の碧色の碗の中には
クリーミーな緑の
飲み物が入っていた

え?御抹茶!?
わぁお すごぉ~い
バーで御抹茶って渋い!

色は綺麗な碧色で
下半分に艶が無く
ゴツゴツと個性的な碗に
僕は見とれて居た



「そうだな────
誰も死んでないし
…死なねぇよ」



静かに
でも力強い一鳳さんの
その一言に 僕は一筋の光を見た

その不意打ちで重い言葉に
なぜか涙が出てきて
僕の馬鹿げた不安が消し飛んだ

一鳳さん 恰好いい!!


 
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