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俺は彼を愛してる
第4章 Second wind
足早に出ていったテツさんを見て
一鳳さんは盛大に溜め息をついて
テツさんを追って行った
僕は その場で腰を抜かした
店の裏で起きている事なんて
想像も出来ずに
「はぁ~ ビっビックリしたぁ~
やっぱり 超シスコンだったわ」
出来れば会って話したかったけど
早速 鈴夏に電話で
ツーと付き合う事を報告した
早い方が良いと思ったし
何より今は
一鳳さんより怖いものは無いから
電話出来た
案ずるより産むが易しで
鈴夏は意外にも 喜んでくれて
祝杯の約束をしてくれたわ
次の日から
僕は勤務先の銀行支店の
移動が決まっていた
全国区では無いながらも
いくつかの支店がある中で
寮から1番近い支店に変り
通勤が楽になった
けど移店してしばらくは
通常業務プラス
取引先店舗への挨拶回り
疎遠店舗への営業で
日頃出不精の僕には
寮から近くても
土地勘が無いにひとしいから
毎日ヘトヘトだった
ツーに会いたいし
声が聞きたいけど
お互い 活動時間が違うから
いつ電話したら良いのか分からず
長文のメッセージを作っては…
ウザがられそうで
送信出来ない日々が続いた
ボーイズバーに行かなきゃ
一生会う事は無かった位
住む世界が違う人に恋をして
会った時は あんなに熱烈なのに
ツーから何の連絡も無いから
悪い方にばかり考えて
初恋をこじらせて
食欲を無くしていた
一鳳さんは盛大に溜め息をついて
テツさんを追って行った
僕は その場で腰を抜かした
店の裏で起きている事なんて
想像も出来ずに
「はぁ~ ビっビックリしたぁ~
やっぱり 超シスコンだったわ」
出来れば会って話したかったけど
早速 鈴夏に電話で
ツーと付き合う事を報告した
早い方が良いと思ったし
何より今は
一鳳さんより怖いものは無いから
電話出来た
案ずるより産むが易しで
鈴夏は意外にも 喜んでくれて
祝杯の約束をしてくれたわ
次の日から
僕は勤務先の銀行支店の
移動が決まっていた
全国区では無いながらも
いくつかの支店がある中で
寮から1番近い支店に変り
通勤が楽になった
けど移店してしばらくは
通常業務プラス
取引先店舗への挨拶回り
疎遠店舗への営業で
日頃出不精の僕には
寮から近くても
土地勘が無いにひとしいから
毎日ヘトヘトだった
ツーに会いたいし
声が聞きたいけど
お互い 活動時間が違うから
いつ電話したら良いのか分からず
長文のメッセージを作っては…
ウザがられそうで
送信出来ない日々が続いた
ボーイズバーに行かなきゃ
一生会う事は無かった位
住む世界が違う人に恋をして
会った時は あんなに熱烈なのに
ツーから何の連絡も無いから
悪い方にばかり考えて
初恋をこじらせて
食欲を無くしていた