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俺は彼を愛してる
第7章 Temptation
「今夜 店に賄い飯 食いに来て
兄貴が作るヤツだけど
俺 作るの手伝うから」
「うん」
シチューを食べ終わると
ツータンは食器を方つけて
おでこに軽くキスをして
仕事に行った
僕は週末
たまった家事をする
掃除 洗濯 買い出し
この1週間無気力だったけど
今日の僕は違う
幸せオーラが
はみ出しているに違いない!
我ながら無敵よ
24年生きてきて初で最強よ!
足取りも軽く
一(はじめ)のドアを開けると
店に入って驚いた
化け狐みたいな女が
ツータンの体にベタベタ触れている
前にも
女の子に抱きつかれてたけど
ツータンは動じてなかった
よく有る光景なのかしら…?
見るからに美男美女で
ボーイズバーなんだから
これも仕事って言われたら
そうなんだろうけど
お客で混んでいる訳じゃ無いのに
なんでツータンが店内に出てんの?
リュウ君がお休み
って訳でも無いみたい
怒ってるのか
悲しいのか
悔しいのか…
熱い様な痛い様な
血の気が引いていく様な…
入口に 立ち尽くして居る僕に
一鳳さんが手招きをしている
けど動けないでいた
兄貴が作るヤツだけど
俺 作るの手伝うから」
「うん」
シチューを食べ終わると
ツータンは食器を方つけて
おでこに軽くキスをして
仕事に行った
僕は週末
たまった家事をする
掃除 洗濯 買い出し
この1週間無気力だったけど
今日の僕は違う
幸せオーラが
はみ出しているに違いない!
我ながら無敵よ
24年生きてきて初で最強よ!
足取りも軽く
一(はじめ)のドアを開けると
店に入って驚いた
化け狐みたいな女が
ツータンの体にベタベタ触れている
前にも
女の子に抱きつかれてたけど
ツータンは動じてなかった
よく有る光景なのかしら…?
見るからに美男美女で
ボーイズバーなんだから
これも仕事って言われたら
そうなんだろうけど
お客で混んでいる訳じゃ無いのに
なんでツータンが店内に出てんの?
リュウ君がお休み
って訳でも無いみたい
怒ってるのか
悲しいのか
悔しいのか…
熱い様な痛い様な
血の気が引いていく様な…
入口に 立ち尽くして居る僕に
一鳳さんが手招きをしている
けど動けないでいた