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俺は彼を愛してる
第7章 Temptation
「俺をファッションモデルに
したいんだって あのおばさん」

モデルにしたいなら
あのエロいのは 何の関係があるんだ?

「へぇ~ 凄い事だとは思うけど
ツータンは …やりたいの?」

「わかんないけど
必要とされんのは 悪い感じしない」

「うん
私もツータンに側に居てって言われて
あの えぇと
よくわかるわ その気持ち」

「でも あのおばさん 嫌い」

ってか キモい!

「そうね!
人前でツータンの事
ぬ 脱がそうとするなんて…」

「でも あの男の子には 貸しが有る」

貸しを返す

そう あの男の子が居なかったから
ずっと …今でも 暗闇に居た

ユウにも会えなかったと思う…

誰かを好きになる事なんて
無かったと思うから



店が忙しくなって呼ばれた

話は出来ないけど
今日は閉店までユウが居てくれる

「兄貴
俺 引き受ける
あのおばさんに言っといて」

片付けしながら
カウンターで 兄貴に頼んだ

「平気なのか? そうは見えねぇが」

見透かされてる…

「でも やるよ」




 
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