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俺は彼を愛してる
第11章 Brother
「酷いわ 一鳳さん!
最年少記録更新したのょ異例の事です!
でも そうやって怒ってくれるの
一鳳さんだけなの ポッ」

「酷いのは 花ちゃんのハラ!
何がポッだ
ふざけるのはその顎肉だけにしとけ!
っつぅの」

ふざけて誤魔化してるが
相当まいってんなぁ

仕方ねぇから
俺の行ってるジムを紹介した



ツーは月に10日程 日本に居る

居ても 撮影だ なんだって
ジッとはしてねぇが
行き先が 分かってるだけマシだ



「カズ… そんなに寂しいなら
ツーちゃんがモデル続けるって言った時
何で止めなかった?」

俺 寂しそうだったのか?

「俺が 止められるかよ
あのじゃじゃ馬だぞ」

「お前なら止められるだろぅ
羽交い締めにしてでも」

うん… まぁ 俺のが強ぇけども…

「ツーが 俺を求めてねぇ」

「ツーちゃんを
ちゃんと選ばなきゃ
止められなかった
…俺に気を使ったのか?」

テツは突然
何を言い出すかと思ったら

そう言う事か


 
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