この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夜の蝶は…嘘つく
第3章 愛の終わり…なくした命
「私…まだ若いから…離婚を待ってたら… おばあちゃんになっちゃう…だから別れよ う…」
心にもない言葉を…吐き出す
震える肩には…触らせないで…
虚勢をはる…
「それ…本気…」
「本気だよ…私は…その場凌ぎの…嘘は嫌い? 知ってるでしょ?」
「…お前が…望むなら…別れてやる でも…本心は別れたくない…お前以上に愛せる 奴は…もう出て来ない…」
そんな言葉を言われたら…
別れられないじゃない…
貴方も…狡い…
何時もは言わないのに…最後にそう言うのね