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夜の蝶は…嘘つく
第3章 愛の終わり…なくした命
貴方は…私の首に…指を巻き付け…
「離れるなら…殺そうか…」
その瞳には…狂気を孕む…
その指にかかって死ねるなら…本望だよ
私は…瞳を閉じた…
「……愛しているのに? ………別れなければ…ならないのか?」
瞳を開けて…貴方を見つめる…
別れを切り出したのは…私
貴方から…目を逸らしたら…ダメだよね
「求めちゃ…いけなかったんだね… 私…子供だったから…愛しちゃダメな人が… 解らなかった…」
私の瞳から… 涙が零れた…
貴方は…私の首に回した…
指を外した…