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夜の蝶は…嘘つく
第5章 夜の世界へ
クラブのママは、住む所も用意してくれた
最低 4カ国語は…話せるようにしろ…
と、家庭教師をつけられた
私の目の前に現れた…
家庭教師は……ママの亭主だった
男は…笑って私の顎を上げた
「離すと想ったか…?」
男が蛇のような瞳で…私を見る
「ママが…怒るよ…」
私の言葉に…男は鼻で笑った
「ババアの相手はしてやるさ… でもお前を離す気もないんだよ!」
私は…諦めて…瞳を閉じた
この日から…地獄が始まる…
男の執着は…度を越え
束縛する
お金も持たされず…
店への送り迎えは…男がした
店に出ない時は…男が…
私を抱く…
クラブの源氏名はエリ…だった