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【 エロ小説における女体用語事典 】
第1章 飛ばし読みしてもいい序文
堂々とエロ小説を書いているうち、ある真実に気がつきました。
すなわち、小説の方が、より直接的な性描写を描けるのです。
マンガや映像では、性表現には明白な制限があります。
たとえ「18禁」に指定してあろうと、
性器の部分はボカすようにして、はっきり見せてはいけないのです。
少なくとも、公表用の作品では、そうしなくてはいけません。
ところが、小説でしたら、公表用の作品でも、
いくら性器の話を書いても、問題ないのです。
性器の細部まで詳しく書けるのです。
これは、かなり新鮮な体験でした。
もちろん、官能小説にもいろいろありますので、
「濡れた雌しべ」だとか「麗しき花園」みたいな、
性描写も芸術的表現にしてもいい訳ですが、
私個人としては、より写実的な性描写を行なう方にと傾向したのでした。
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